クロアチア3-2アルゼンチン
中立地スイスで行われた親善試合、このレベルにしては開始早々から激しくゲームが動いた。開始早々アルゼンチンのGKとDFの連携ミスからゴールが生まれたかと思えば、アルゼンチンのメッシのスピード感あふれる動きで逆転する。立ち上がり不安定な時間帯ではあったが、さすがにこのレベルになるとつまらないミスは許されないなと。

中盤の攻防で落ち着く場面もあったが、全体の流れとしては両チームの特徴を存分に発揮して最後まで勝利を目指して攻めた熱いゲーム。ゴールシーンにミス絡みのものがあり少々ゲーム自体の印象は悪くなってしまうが、攻守両面に優れた各選手とチーム全体としてのレベルの高さを十分に堪能できる攻防だった。

これでテストを兼ねてメンバー落ちしているとか。覚悟しているとはいえ、よほどゲーム展開の妙に恵まれないと日本の苦戦は免れそうにないのだ。

クロアチアの印象
  • 逆転を許してからのクロアチアはDFラインを高めに設定し、ハーフウェイライン付近からチーム全体でしっかりした守備ブロックを構築しプレッシャーをかけ始める。
  • アルゼンチンがボールをキープし、クロアチアがカウンターを仕掛けるという流れであるが、クロアチアのプレスが強烈で、さすがのアルゼンチンも攻撃に手詰まり感が漂い始めゲームは均衡していた。
  • クロアチアのカウンターはとてつもなく鋭利。中央経由でサイドを崩すパターンが多く(高い位置で大きなワンツー・パスが入るのが特徴)、かなりの確率でペナルティ・エリア内に侵入できている。
  • これがクロアチアの基本的な戦い方だと想像するが、日本が苦手とする対戦相手であることは間違いなさそう(普段からそれほどクロアチアサッカーを見る機会のない者の印象ですが・・・)。

日本代表との比較(自虐的すぎるかもw)
  • プレッシャーの中での技術レベルが高い。一方で個人がボールを奪う意欲も技術も高く個人レベルの戦いが面白い。
  • カバーリング、サポートとも運動量が豊富で忠実。攻守両面において日本よりはるかに組織的。例えばバックパス一つにしてもはっきりとした意図が感じられる。
  • 守備が攻撃の起点になっている。相手の守備陣形が整わないうちに攻めるという意図がはっきりしている。
  • 選手一人一人が役割を果たそうとどんどんサポートに入ってくる。この点で責任回避のパス回しが多いと揶揄される日本とは実に対照的に感じる。
  • 両チームともここぞという局面では3トップのような形になり、さらに後ろから選手が追い越す動きがある。トップ下、2列目の役割の違いなのか、起用されている選手のタイプの違いなのか、はたまたサッカー観やリスク観の違いなのか・・・。

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by heppoko_zephyr | 2006-03-03 00:00 | 欧州フットボール


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