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無理やりポジってみる
日本サッカーのこの4年間といえば、今回のWC惨敗だけではなく、アジア予選落ちしたU-17や1勝もできなかったワールドユース、そしてGLで敗退したオリンピック代表と結果が出ていない。しかも内容的にとても評価できるものではなく、ここ数年間で世界の中での地位を低下させつつある。

どうやら協会はこの4年間を総括する気はなく、曖昧な説明のまま次のステップに移ろうとしているようだ。目指すべきサッカーの姿がない国では、メディアが相変わらず無責任に漠然とした期待感を垂れ流し、4年前と似た空気が流れるだけ。オシムたんの代表監督就任がすべてを解決するかのような錯覚に陥ってしまう。

オシムたんが日本に相応しい監督の一人であること間違いない。できれば自分も見てみたい。しかし重要な検証プロセスをすっ飛ばし、しかもクラブ不在としか思えない代表監督の要請手法。根本的な問題を置き去りにしたまま安易に監督個人の資質、能力の問題に帰結させていては、日本は確固としたビジョンなんていつまで経っても持てやしない。

残念ながら代表に露出が偏る日本では広く一般の注目を集めることはなかったが、オシムたんが3年あまり率いた千葉は魅力的なサッカーを披露していた。少々熟成には時間が必要だったが、おそらく「人とボールが動くムービングサッカー」は代表の基本コンセプトにもなるだろうし、自分が最も期待するスタイルでもある。

ジーコ路線の継承なんて笑止千万な説明をする協会にはなにも期待しない。多くの人が日本のサッカースタイルについて考える機会が与えられる点にこそ、オシムたんが代表監督に就任する意義があるのだと、無理にポジってみるしかないのだろうか。

こういうのを読むと、犬サポになってしまいそうだ・・・
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(´-`).。oO(犬サポさんたち...横浜フリューゲルス以来のもやもや感...)
by heppoko_zephyr | 2006-07-05 00:00 | 日本代表


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