鹿島 0-2 千葉(ナビスコ・カップ決勝)
去年からは想像も出来ない熾烈なチケットの争奪戦に乗り遅れてしまい、テレビ観戦の予定だった。でもチケットが回りまわってきたので急遽国立に参戦。朝から巻ママと反町さん、もとい巻パパを見てさらに得した気分になる。入場してから代々木門あたりをうろついていたら、円陣企画なるものが。あれよあれよという間に渦の中に巻き込まれ、思いっきり参加してしまった(笑)

ところで先日りばぽのカーリング・カップ(日本のナビスコ・カップに相当するリーグ・カップ戦)1回戦を見ていたら、観客が満員。それにしてはいつもと違って大人しいスタジアムだなと思っていたら、チケットを半額ほどまでディスカウントしたとか。リーグ戦の合間をぬって平日の夜中心に開催するナビスコへの注目度は低い。日本でもそれくらい思い切ったことしれくれないかなと…。

試合の方は、決勝らしく双方とも手堅い立ち上がりから、相手の良さを消しあう展開に。鹿島がフラット気味の4-4-2で守備ブロックを構築してスペースを消せば、千葉らしくない浅い最終ラインと前線からのプレッシングで対抗する。数少ない決定機が千葉に訪れたが、お互いに主導権を握れないまま前半が終了。カウンターから羽生がシュートまでいった展開が美しかった。

千葉の守備はいつも通りのマンマーク、だけどここ数試合は高い位置でボールを奪おうとする意識がより強まっているようだ。一時期は中盤の底を減らし前線の枚数を増やしていたが、アマル監督の考えなのだろう。今日も展開によっては最終ラインが高い位置でフラット気味に構えて駆け引きをしながら、マンマークで簡単に下がりやすかった最終ラインを保とうとしていた。必然的に裏のスペースはGKがスイーパー的役割を担うことになるが、もしかしたらこのまま岡本がレギュラーを奪ってしまうのかも…。

後半に入ると鹿島が攻勢に出る。効果的な楔が入りだし、サイドを揺さぶるうちに、千葉の悪い癖であるラインが下がってバイタルぽっかり病なんてシーンも見られるようになり、鹿島にゴールの予感が漂い始める。前半の展開からして、ここで決めていればかなり勝利に近づいていたと思う。でもゴールは生まれなかった、と同時に鹿島の運動量が落ちたように感じた。

ゴールは2点ともがファインゴール。前半から何度も水野が仕掛けていたが、終盤になってようやく実を結ぶ。坂本のサイドチェンジもよかったし、シュート時にゴール前に猛然と走りこんでいた佐藤勇と巻の動きが影のアシスト。もちろん周囲のフォローあってのことだけど、彼の縦にトライするあたり前のプレーがすがすがしかった。
2点目は、水野が蹴った瞬間にキターーーッと叫んでいた(去年も幻のゴールでそんなこと書いてたなw)。試合開始から巻と阿部の絡み方に注目していたので阿部がマークをずらす瞬間がばっちりだったし、ちょうどCKの軌跡の延長にいたから。

リーグ戦で可能性のなくなってしまった両チームの対戦だったが、意地と意地のぶつかり合った熱いゲームだった。勝敗を分けたのはちょっとした運であったり決定力であったり、はたまた不在だった選手だったりするのかもしれないが、やはり千葉の方が試合全般を通してはチャレンジしていて、今日はそれがうまくはまったということなのだろう(もちろん鹿島の攻撃を抑えた守備や、復調の兆しの見えた巻と彼をフォローしていた羽生とか、個々の選手に勝因を求めだせば切りがない)。

それはマークを捨てた流動的なポジション・チェンジからの攻撃だったり、速攻から思い切って枚数をかけて数的有利を作り出してパス・コースやプレーの選択肢を増やしたり、相手をおびき出す狙いを含んだパス回しであったり(千葉はバックラインでもこれをやるからハラハラするけど)。
他にもいろんな要素をあげることができるが、サッカーの戦術、とくに守備戦術は進歩していて定石通りの攻撃で簡単に崩れる時代ではない。時には凡ミスに映ったり、あっけなく失点して負けてしまうけれど、やっぱり千葉は面白いと思うのである。

(´-`).。oO(千葉は左利きが1人もいなかった...)
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by heppoko_zephyr | 2006-11-03 00:00 | Jリーグとか


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