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やっぱりドイツなのかな…
水本が移籍だとか。出場機会を求めるのはプロとして当然の行動で、とくに若手は上位クラブに所属していることよりも、試合に出ることを優先したほうがよいと思う。G大阪には福元もいるが、彼ももっと経験を積める環境を選ぶべきだったのかなと。
それで気になるのが4億とも噂される移籍金。失礼ながら水本クラスの選手にそんな価値があるとは思えない。日本独特の移籍係数制度が、いびつな構造を作り出しているのでは?

美しい先制ゴールの余韻が消えきらないうちに、リスタートからドイツが追加点。これでゲームの流れがはっきりした。守備を固めてカウンターを狙うドイツ相手にポルトガルはよく攻めて、2ゴールを奪ったのはさすが。でも常に追いかける展開が焦りを生んだのか、一本調子になっていたと思う。もう少し丁寧に攻撃を組み立てられるチームだっただけに残念。
一方のドイツは、フィジカルに恵まれた選手たちが当たり前のことを当たり前にやっている。クリンスマンの代表とそれ以前のドイツの中庸をいく感じだろうか。派手さはないので機能美と呼ぶのは抵抗があるが機能的であることは間違いなく、これもフットボールの一つの形。ドイツらしさを発揮したゲームだった。

ともにボール・ポゼッションに拘らないチーム同士の対戦は、決勝Tにありがちな相手の特徴を消しあうゲームになったと感じた。どちらかが主導権を握っているか判断しづらい内容だったが、どちらかというと前半守って、後半勝負というクロアチアの狙い通りの展開だったかと想像する。しかし時間の経過と共に失点の恐怖も増していき、攻撃にあと一歩踏み込みが足りず、90分間でゴールを奪うことはできなかった。
延長に入って、後半を凌ぎきったトルコが息を吹き返す。GKのお粗末なエラーで勝負あったかに思えたが、流れを掴んでいたものの強みが、レフェリーが笛を口にする直前の1プレーが同点ゴールを生む。そしてPK戦では明らかに落胆していたクロアチアを一蹴することになった。地味ながら渋い試合だっただけに、あのGKのミスがもったいなかった。

それでテレビでも強調していたが、この大会はFKのゴールが少ない。ミドルも06WCの時ほど猛威を振るってはいない。いわゆるブレが小さくなった一方で、芯で捕らえたキックは伸びる。そんな感じなのだろうか。

(´-`).。oO(ことごとく希望が外れていく...)
by heppoko_zephyr | 2008-06-21 00:00 | 欧州フットボール


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