総論賛成…
犬飼さんの口から、唐突に2010年シーズンからの秋春制移行検討発言が飛び出したらしい。でもこの発言だけでは、日本にサッカーを文化として浸透させ、サッカー界を底上げするという路線はひとまずその歩みを緩め、一部のトッププレイヤー育成とビッグクラブ化促進に舵を切ったように感じる。

サッカーは本来冬のスポーツであり、欧州スタンダードに合わせることやゲームのレベルを考えれば原則論としては賛成できる。しかし現実には、多くのクラブにスタジアムの改善や冬季の練習施設などのインフラ投資、芝生のメンテナンス、現在のJのファン層を考慮すると観客動員減などの経営課題が立ちふさがるだろう。たしか前Jリーグチェアマンの鈴木さん時代にも2006年の秋春制移行が検討されたが、他にも日程面など様々な問題があって見送られている。

利害関係者が多岐にわたる問題なのだから、犬飼さんはメディアを通じて構想だけを語るのではなく、まずはこれまで議論されてきたデメリットを覆すだけの具体的で明確な解決策を「資金面を含めて」示すべき。Jのクラブはほんの一部を除いて資金的に脆弱なのだから。でなければ各クラブばかりか、サポーターやファンの理解は得られないだろうし、無用の憶測や軋轢を生むだけ。犬飼さんも一応は一般消費者相手の企業出身なのだから、それくらいやって当然だと思うけどw

そもそも日本のサッカー界は足腰がしっかりしていないのだから、まだまだサッカー文化の浸透とそれこそ全国各地にインフラ整備を優先すべき。同日にリリースされた「J2リーグの将来像を決定」には「全国で100以上のJリーグを目指しうるクラブが活動することを、将来目標とする。」と記載されているが、秋春制はそういった体制が整い、スタジアムが常時満員になるほどサッカー文化が定着してからでも遅くないと思う。

J2リーグの将来像を決定(Jリーグ)

(´-`).。oO(天皇杯の組み合わせ某県の協会は嫌がらせされたのかな...)
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by heppoko_zephyr | 2008-07-23 00:00 | Jリーグとか


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