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UEFAカップのセミ・ファイナル
ミドルスブラ4-2ステアウア・ブカレスト(どうやって見たかは・・・)

CLは2試合とも後半からだった。でも昨日は目覚ましもセットしてないのにばっちり目が覚め、特別思い入れのあるクラブでもないのに目がさえてしまう。

1stレグをホームで1-0で折り返したステアウア・ブカレストが、前半24分までに2点追加し、合計3-0になる。ボロが前半のうちに1点を返すが、決勝に進むためにはなお3点が必要。これはもうだめぽと、連日の睡眠不足を解消しようと布団にもぐりこむ。

ところがっ!起きてみたら4-2!ん、ん?!合計でも4-3で逆転してる!今夜はバルサ-ミランを見直そうと思ってたけど、急遽変更~。

後半、攻めるしかないボロが圧倒的にボールを支配。しかし逆にゴール前をしっかり固めたブカレストのカウンターに手を焼く始末。この時点では、もし起きていても逆転の可能性は感じなかっただろうな。

それでも勝利を信じる35000のファンが絶え間なく選手を鼓舞する。ようやく64分にヴィドゥカのヘディングで1点返すが、勝利のためにはまだ2点が必要。
ブカレストの10番がイエローカードをもらっても、「これで決勝に出られません」とかあたかも勝敗は決まったかのようなコメントが続くw。

72分にゴール前の混戦からゴールが生まれて、これで合計3-3。しかしまだアウェーゴールで負けている。その後も津波のような声援を受けて圧倒的にボールを支配するが、次のゴールが遠い。

刻々と迫るタイムアップを前に繰り返されるゴール前の攻防。大声援が悲鳴混じりとなった88分、ようやくミドルスブラの歴史を作るマッカローネのゴールが生まれた。

"Unblievable!!!Historical magnificent!!!" スタジアムのボルテージは最高潮に!奇跡としかいいようのないボロの逆転勝利は、これで2回目だ。時にサポーターはとんでもない力を選手に与えるが、試合後の両クラブのサポの表情がとても印象的だった。

やっぱりヴィドゥカ(オーストラリア代表)はいい選手。ボックス内で勝負できて、ポストもこなして、サイドに開いてのチャンスメイクにも走る。危険な場所、嫌な場所に顔を出す選手で、苦労しそうだな・・・。
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by heppoko_zephyr | 2006-04-28 00:00 | 欧州フットボール
そういうことだったのか。
サカダイで甲府特集をやってたので、久しぶりに立ち読み。大木監督が、ズデネク・ゼーマンの影響を受けていることを知る。ファンバステンがラフなセリエのDFたちに傷つけられ嫌気がさしていた頃(当時のセリエはほんと酷かった)、かろうじてセリエへの興味をつなぎとめてくれたのがゼーマンのラツィオとシニョーリだったことを思い出す。同時期にカズもジェノバに移籍してたけど。

なるほど同じ4-3-3システムから攻撃的なサッカーを志向している。そのスタイルも流動的なポジションチェンジを織り交ぜながらボールを動かすパス・サッカーで、甲府が精度を高めていけばもっとワクテカできるようになるに違いない。でもディフェンスが脆く、あっけなく大敗してしまうところも似るんだろうな。

存続さえ危ぶまれ、今年J1に上がったばかりの甲府。まだまだクラブの基盤は弱く、決して強くはない。でもそんな甲府が「エンターテイメント」をキー・ワードに作り上げるサッカーにチャレンジしている。苦労人の選手たちが、地元の暖かいサポートを受けて闘う姿も魅力的だ。サッカー誌だけでなく、他のチームのサポの中にも注目する人がいるのも納得で(ネット上での反応)、オシムたん就任時の千葉に似た空気を感じてしまう。

画像は某掲示板で拾った新聞広告。こんなの見せられたら・・・。

ところで今朝のCL、寝坊して後半しか見ていない。決してつまらないゲームではなかったが、それは展開的なものの力も大きく、アーセナルがアウェーらしすぎて少々がっかり(笑)。ハードスケジュールに悩むクラブにとって、仕方のない選択だったのかな。ハイベリーのビジャ・レアルと同じような戦い方を選択し、ガナーズがきっちり勝ち上がったと言えなくもないが、第3者的には物足りなかったのだ。

(´-`).。oO(大連のピッチいくらなんでも...)
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by heppoko_zephyr | 2006-04-26 00:00 | Jリーグとか
なぜかフクアリ
最初は甲府の小瀬に温泉巡りを兼ねた計画を立てていた。でもオシムたんの動員を気にかけたコメントが公式のオシム語録に出ていたので急遽変更。面白いサッカーなのに観客数が伸び悩む千葉。オシムたんファンとしては行くしかないと思い、フクアリまでドライブ~。

変更した理由は他にもあって、それはスタジアム・グルメでちょっと有名なフクアリにも屋台が出始めたこと。もちろん楽しいサッカーを期待して足を運ぶのだけど、自分の中では「食」が結構大きなウェイトを占めているのかもしれない(笑)。

大きな広場には6-7軒?のテントが張られていて、開場前には短いながらも行列もできていた(写真は入場後にスタジアムから撮影)。屋台の存在が広く知られれば、いつか鹿島のようなお祭りの雰囲気が出てくるようになるかな。

早速ネット上で噂になっていたソーセージ盛(400円)とJボール(玉こんにゃく、200円)を食べてみる。ボリュームも味もスタ・グルとしてはかなりレベルが高い?この2品はスタジアム内では食べれないようで、ちょっとお勧めかも。あと屋台じゃないけど、Half Time のカツサンド(600円)も美味しかった。アルバイト?のおんにゃのこもかわいかったし(*´Д`)

さて千葉は「走るサッカー」と評される。ちょっと概念的、というより部活の根性論になってしまうがw、「走る」ということは攻撃でも守備でも相手より有利な体勢で仕掛けるために、1秒でも早く、1mでも近く最適なポジションを占めること。

そのためには次に起こることを予測したり、次のプレーをイメージしておくことが必要で、それはよくサッカーセンスという言葉で表現される。オシムたんは「走る(本当は「賢く走る」と言っている)」という簡単な言葉を使っているけれど、「走る」ことは当たり前のことで、もはやそれは現代サッカーでは必須の個人の技術や戦術眼の範疇に属するものだと思っている。

日本代表にも同じことが言えると思うけれど、たとえ相手を凌駕してしまうほどの技術レベルでなくても、たとえ体が少しくらい小さくても、千葉のように「走る技術」の高い選手(=チームのために戦える選手)が多いチームは簡単には負けないし、なにより魅力ある組織的なサッカーが期待できる。

1人、2人の選手のスーパーなプレーでゴールが決まるのもサッカーの醍醐味の一つであることは否定しない。それもサッカーの楽しみ方の一つでマスコミはそういう編集をすることが多いけれど、サッカーは90分間のスポーツなのだから、千葉のようなコレクティブなプレーをスタジアムで観戦するのも楽しいと思うんだけどな・・・。

オシム語録と「オシムの言葉」から少しだけ。

近代サッカーにおいて走らない選手、足の遅い選手は、年齢に限らず、もはや使えない。

オシムは選手が勝手にプレーを見切ることを嫌った。紅白戦の中で見事なパスを通した選手がいた。と、突然ゲームを止めた。
パスを出した選手が、そこで満足して歩いたことを指弾したのだ。
「出してから、さらにお前がこちらに流れれば相手ディフェンスが、釣られて出てくるだろう。そうすれば味方がもっと自由に動けるスペースができる。なのになぜ走らない!」

試合は、ストヤノフの欠場が響いた印象。バックラインからの構成力が半減し、ゲームのテンポがどうしても落ち着いてしまうから、フリーランがいつもほど効果的ではなかった。磐田は守りやすかったかなと。

(´-`).。oO(サッカー専用スタジアムじゃないと満足できないかも...)
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by heppoko_zephyr | 2006-04-23 00:00 | Jリーグとか
楽しみな2ndレグ
○ACミラン-バルサ

サンシーロのミラン相手にポゼッションで上回ったバルサ。ゲームを支配したとまでは言えないが、バルサがペースを握り、その通りの結果になった印象。ただミランにも惜しいシーンが何度かあり、もし先制していればもう少し違った展開になっていただろう。

2ndレグもバルサが、ポゼッションで優位に立つことが予測される。でも1つのゴールでゲーム展開や流れが変わってしまうのがサッカーで(とくにH&AのCLでは!)、やはりミランの構成力と決定力は脅威。インザーギも戻ってくるだろうし。

なによりミランはゲーム運びに長けたイタリアのクラブ。アウェーゴール1つという微妙な結果が監督、選手に微妙な心理的影響を与えそうで、とても面白い2ndレグになりそうな予感。

○アーセナル-ビジャレアル

前線からの激しいプレスと汚いファールも辞さないビジャレアルの狡猾な守備に中盤が思うように支配できないアーセナル。自然と仕掛けの位置は低くなり、2列目の選手が前線に顔を出す頃にはしっかりと守備ブロックを構築され、華麗なパス回しからの崩しは影を潜める。

ビジャレアルは前半41分にCKからの流れの中でゴールを許すが、後半途中から0-1も致し方なしという戦い方を選択したように感じた。この結果はアーセナルにとって不幸なものではないが、アウェーらしい戦略を遂行したという点で、ビジャレアルの方がゲームをコントロールしていたように思える。

ビッグチャンスの数で言えば、2-1がフェアな結果だったのかもしれない。オーストリアのレフェリーはハイベリーに敬意を表して、プレミア基準の笛を吹こうとしたのだろうか。両クラブともがフェアに戦う意欲がないと簡単ではないことだけど・・・。

(´-`).。oO(バルサとガナーズのファイナルが見たい...)
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by heppoko_zephyr | 2006-04-20 00:00 | 欧州フットボール
昨日のこと
近く(そうでもないか・・・)まで行く用事があったので、JFLのジェフ・クラブと三菱水島FCの試合を見てきた。

内容的なものはあまり期待してなかったけれど、もし同じ千葉(当時は市原)で比べるならば、10年以上は前に見たサテライトのゲームよりかなりしっかりしたサッカーをしている印象。日本の底上げは着実に進んでいるのかも・・・とニヤニヤ。

ジェフクラのサッカーを初めて見たけれど、スペースが小さくなる相手陣深くで手詰まりになり過ぎかな。テクニックはもちろん、個人や組織での打開力の問題なんだろうけれど、中盤で余分な手数をかけてシュートで終われないこともあり、もったいない感じ。

ゲームは、千葉ペースの前半に飛び出した左WBへのスルーパスから先制。でも後半前がかりになったところをサイドチェンジを絡めたショートカウンターで追いつかれる。その後もラインが伸びがちで、連続してピンチを招いているうちにCKから失点。

トップ・サテライトとユース年代をつなぐ強化部門として期待されているのだろう。兄貴分の千葉と同じ人とボールが動くサッカーを目指していると感じるし、選手の動き方もなんとなく似ている(2点目を取りにいってやられてしまう脆さまでw)。日本では珍しいこの取り組み、うまくいって欲しいな。

老齢のご夫婦がメンバー表とにらめっこしながら声援を送っておられたヽ( ´ー`)ノ
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by heppoko_zephyr | 2006-04-17 00:00 | Jリーグとか
J雑感
Jリーグが開幕して約1ヶ月、第1印象はとにかくゴールが増えたこと。
7節63試合で203ゴール、1試合あたり3.2ゴール(小数点第2位を四捨五入)が生まれている。自分的には2-1というスコアが好きだけど、これはいくらなんでも入り過ぎかなと去年の数字と比べてみたら、1試合あたり0.4ゴール近く増えている。これがどれだけ大きい値かと思って他国のリーグを調べてみた。

  プレミア    2.6 (プレミアのみ05/06シーズン)
  リーガ     2.5
  セリエA    2.6
  ブンデス    2.7
  リーグアン   2.0
  エールディビジ 2.6
  日本      3.2


Jは外国人FWと日本人DFの力関係からゴール数が多いと揶揄する声も聞くが、一部の爆発的な攻撃力を持つチームだけでこの数値を説明できるものではないと思う。今シーズンから4バックを採用するチームが増えたことによる過渡期の混乱であれば、いずれ落ち着いてくるのかな・・・。どこかで去年のG大阪や千葉の攻撃的な姿勢が影響を与えたという文章を見たけれど、もしその通りであれば嬉しいなと。

他国の数字を拾うために"The FA"のサイトを見ていたら、ファールや警告、退場に関する "Discipline(規律)"という項目があったので日本と比較してみた。(ちなみに警告を1点、退場を3点として数値化して順位をつけている)。

      J2006 J2005 05/06プレミア
  ファール 36.5  38.4   26.0
  警告   3.48  3.82   2.73
  退場   0.14  0.21   0.15
  規律点  3.90  4.45   3.18


Jでは今年からなるべくゲームを流すということだったけれど、実際には1試合あたり2つ程度しかファールは減少していないし、プレミアの約1.4倍の笛が吹かれている。世界で最も笛を吹かないと評判のプレミアと比べること自体が無茶なことかもしれないが、とくにフリーボールの競り合いなどを見ていると日本のレフェリーが流しているとは感じない。

ファールを厳しくとればあたりが弱くなり、テクニックに秀でた選手は楽になるだろう。でも強豪国の激しいプレスやフィジカルに苦労する日本を見ていると、今の状況がよいのかとも感じてしまう。選手の方に問題があることも理解できるが、笛の数だけゲームの流れが中断されていることも残念だし(日本はボール・アウトの回数も多いような)。

(´-`).。oO(毎年ファールの少ないG大阪、千葉、清水はいいな...)
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by heppoko_zephyr | 2006-04-13 00:00 | Jリーグとか
祖母井さんからみた オシム論
千葉市サッカー協会のサイト
「【4月10日】信州講演 : JEFGM祖母井氏オシムについて語る」という講演がアップされていた。

このブログを何人くらいの人が見ているのか分からないけれど、
日本のサッカーに必要なエッセンスが詰まっていると感じたのでここに残しておこう。
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by heppoko_zephyr | 2006-04-10 00:00 | フットボールあれこれ
違和感
CL2ndレグを前に急ぎ足で先週の分を見ている。今さらという感はあるが、日本と欧州ではボールを奪われた瞬間の対応が対照的だ。勝ち上がってくるクラブの多くは、ボールを失った瞬間にまずボールホルダーに厳しいプレッシャーをかけている。チャンスとみればかなり高い位置でも複数のプレーヤーが連動してトライアングルを一気に縮小し、ボールホルダーのプレー選択肢を限定することでボールを奪ったり、ディレイをかけている

でも日本の対応はセーフティに過ぎるような。相手が攻撃態勢を整えるまでは、ボールを奪い返す大きなチャンス。日本は自分の責任ゾーンをカバーしたりコースを切る意識が高すぎるのだろうか、数的有利な瞬間でもチャレンジせず、周囲もまたフォローに入らずに眺めていることが多い。かといって意図的にパスをつながせてボール奪取を狙っているわけでもない。それどころかボールを奪い返そうとチャレンジする選手がいると、かえって混乱を招くことも。

それは、ディレイから守備ブロックの構築を最優先する日本と、ボール奪取を積極的に狙いつつ守備ブロックを構築する欧州とでも表現すればよいのだろうか。確かにリトリートを優先すればバランスが崩れるリスクは小さくなるが、日本は「ボールを奪うことが攻撃の第1歩」という意識が低いのかなと。とりあえずディレイできたら成功で、ボール奪取は相手のミス待ちでは相手は楽だろうし、みすみす高い位置からの攻撃を放棄している面が否定できまい。

欧州でもいろんなスタイルの守備があるし、これは結論がでる問題でもない。漠然と感じることは、サッカー観の違い(日本の消極的な姿勢)や選手一人一人の勘どころの差。日本も複数のポジションをこなす選手が増えてきたと言われているが、攻守両面でバランスのとれた選手はまだまだ多くないからかなぁ・・・。
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by heppoko_zephyr | 2006-04-04 00:00 | フットボールあれこれ