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CL決勝を控えて
リバポの決勝進出で盛り上がる英国ですが、BBCに掲載された記事の中から少しピックアップしてみました。
#今日の夕方(ロンドンの朝)にも新しい記事が出るでしょうが、そちらの紹介は今晩は早く寝るので無理です。
#長くなるのでかなり省略し、かつ意訳しています。

Liverpool set for AC Milan test(BBC)
まずは両クラブの歴史ですが、そうそうたるものです。
リバポは5回決勝に出て4回優勝(77年、78年、81年、85年)。今回優勝すれば21年前のローマ戦以来となり、欧州カップの永久保持クラブになります。
一方のミランはすでにカップを永久保持していますが、60年代から9回決勝に進出して6回優勝。03年にもPK戦でユーベを破り優勝しています。
BBCでは、マルディーニ、シェフチェンコをミランのキープレーヤーとして挙げています。一方リバポはジェラードとカラガー。
そしてリバポが優勝した場合、FAは来年の出場権枠拡大に奔走するだろうとも書いていますw


Benitez cool on Shevchenko threat(BBC)
ラファはリバポが運良く決勝進出を果たしたという声を払拭する自信があるようです。
「ミランにはシェフチェンコの他にもよい選手がいる。彼にだけ注意を払うのは間違いだ」とインタビューに答え、そのシェフチェンコには特別な注意(マンマークとか?)を払わないようです。
選手起用も含めて手の内を明かさないラファですが「それぞれのチームのやり方がある。我々はPSVのようにはできない」と言っていますので、ゲーム内容はちょっと退屈なものになるかもしれません。

移籍の噂がタブロイドを賑やかすバロシュについては、「あなたはプレスを信じるのか?重要な試合を前に選手について語ることなどできない」とコメント。
そのバロスとポジションを争うシセは、「ラファはとてもクレバーな戦略家でベストコーチの一人だ。モウリーニョと同レベルかそれ以上と評価し、謙虚で自信家でないところもよい」と言っています。
DFのヒーピアは、「カップをホームに持ち帰り、リバポの歴史に名を刻む機会だ。これが自分にとっては、ただ1回のチャンスかもしれない。絶対に逃がさない!」と。


Ancelotti aiming for fast start(BBC)
2年前にユーベをCL優勝に導いたアンチェロッティは、「リバポはユーベを驚かせたが私たちを驚かすことはできない」と自信をのぞかせています。
「リバポは相手のプレーするスペースを消すチームだ。だからといって90分すべてを攻撃的に戦う必要があるということではない」。「とにかく最初の3分でゴールし、リバポのゲームプランを壊してゲームを終わらせる」と言っています。「リバポは相手に合わせて対応できるチームで、ユーベ戦では3バックにもしている」ともコメントしていますが、先制点を与えて守りに入られるのを嫌がっているのかもしれません。

インザーギも同様に「早い時間帯のゴールがリバポの戦略を狂わせるために必要」だと言っています。そして「リバポも歴史あるチームなので普段通りの堅固なプレーをするだろうが、2年前のユーベ戦のように戦えば我々がカップを掲げる」とコメント。
そのインザーギとポジションを争うクレスポは、「我々は決勝に向けてよい準備が出来た」、「我々は何をする必要があるかを知っていて、我々にはそれができる」と答えています。
そして99年にマンUでCLを制覇したスタムは、「チームでプレーするというと簡単だが、我々は最近それが出来ていなかった」。「しかし精神的にトップフォームにある決勝では、障害に打ち勝つことができる」とコメントしています。


Liverpool must build base for victory(BBC)
そしてBBCのアナリストは、リバポが勝利するためにはDFラインをいかに維持できるかが勝敗の分かれ目と分析しています。
『リバポはシェフチェンコに切り裂かれないためには、高い位置で守備をしてはならない。他のFWが彼をサポートできないようにするために低すぎてもいけない。
ユーベ、チェルシー戦のようにゴールラインから18ヤードの地域(だいたいペナルティ・エリアの外)で素晴らしい守備が出来れば、Anfiled にトロフィーを持ち帰ることができるだろう。
当然ミランはリバポの守備を広げにかかるだろう。チェルシーには、ダフも本調子のロッベンもいなかったが、ミランにはカカとクレスポがいる。しかしリバポが守備タスクを実行できれば、ジェラードとアロンソがオンザボールとなれる』、と分析しています。

by heppoko_zephyr | 2005-05-25 13:00 | liverpoolやプレミアとか


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